適応障害

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 ストレスとなる状況や出来事があり、そのために気分や行動の障害があらわれるものです。ストレスの原因は災害など大きな出来事から、個人的なものまで様々です。ある人にとっては些細なことでも、別の人には大変ストレスになることがあります。個人のストレスに対する感じ方や、耐性が大きく影響を及ぼします。ストレス原因が排除されると、6ヶ月以内に症状が軽快します。

 

症状

 気分の落ち込み、不安や怒り、焦りや緊張などの症状があります。さらには飲酒問題や人間関係の問題に発展することもあります。環境が変わると気分が明るくなることが多いです。

 

治療

 まずストレスの原因を除去することができるかどうかを考えます。たとえば、家庭内暴力が原因であったり、職場のパワハラが原因であったりする場合、そういった環境を変えなければなりません。しかし、変えようのない環境が原因であったり、患者さんの捉え方を変える必要があるとき、ストレス耐性を高める必要があるときは、認知行動療法を行います。

 

お薬は補助です

 適応障害は薬物治療で治るものではありません。頭が痛いとき、痛み止めを使えば痛みは和らぎますが、頭を痛くしている原因が解決するわけではありません。それと同じように、苦しい症状を緩和するために、少量のお薬を使用することはありますが、本質的にはストレス因子を解決するか、患者さんの捉え方やストレス耐性を高めることが必要なのです。