てんかん

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 様々な原因で脳に異常な電気信号が起こり発作を繰り返す病気です。18歳未満と高齢者に発症しやすく、人口100人のうち0.5~1人にみられます。発作が起こる脳の部位によって症状は異なります。脳全体に発作が生じると、意識を失って手足をがくがくと震わせる、けいれん発作が起こります。脳の一部だけに発作が生じると、体の一部分だけにつっぱりやけいれんが起きたり、わけもなく怖い、悲しいなどの感情変化が生じたりします。けいれん発作以外に精神症状を伴うことも多いため、精神科で治療されることが多くあります。

 

原因

 原因ははっきりしないことが多いですが、高齢者では脳梗塞や脳出血などの血管障害が原因であることが多いようです。ほかにも脳炎、髄膜炎、脳の外傷、遺伝子異常、低酸素脳症などがあります。

 

診断

 初発の方は詳しく病歴を伺った上で、脳波検査や頭の画像検査を行う必要があります。当院にはそれらの検査機器がありませんので、てんかんが疑われる場合は高次医療機関に検査診断のためご紹介させていただきます。

 

継続的な治療でコントロールします

 てんかんは統合失調症やうつ病と同じく頻度の高い身近な病気です。お薬で発作を抑えることで、健康な人と変わらない生活が送れる人もたくさんいらっしゃいます。てんかんのお薬の多くは、副作用を出さずに正しく投与するため、定期的にお薬の血液中濃度を測定しながら使用します。長く付き合う病気だからこそ、安全に必要最小限のお薬で安心して生活できるよう、丁寧な診察が必要と考えています。